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春の足音。

 ここ二・三日,大変に天気がいいです。我が家の庭の梅の木と桜の木なんですが,1日までは気配もなかったのに,梅は昨日若葉を出し,桜も数輪咲き始めました。今日,所用であちこち回ったのですが,近隣の桜はかなり開いてまして,すっかり見ごろみたいです。

 昨日,伯母のところから今年初の筍をもらいました。そのときに従姉がイノシシと競争で掘っていると言っていました。本当に出たての小さな筍なのですが,日に何度も掘りに行くそうです。そうしないと全部イノシシに食べられてしまうということで,掘ってきたたびゆでるのが大変だと言っていました。すぐにゆでておかないと味が落ちてしまいますからね。

 土筆についても,空田にたくさん生えているからくれると言っていたのですが,昨日は全然なくなったと言っていました。どうやら,シカにやられたらしいということです。昔からの山里なのですが,ご多分に漏れず畑の被害が大きくなっているようです。

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折り紙の豆本。

投稿アップデート情報  追記(2012/8/19)  追記2(2012/8/19)

 毎日,私的残務整理に追われていますが,その上に冷蔵庫が壊れるなどの突発事項に襲われたりと,まだなかなか悠々自適とはいきません。しかし,前記事に温かいコメントもいただきましたし,今日の昼食後は残務整理を忘れて,少し遊んでみました。

 たまたまですが,今回,仲の良い同僚も一緒に退職しました。私とは事情が異なりますが,やはり自己都合での退職でした。

 さて,3月になって職場の全員への退職の際のお返しをどうするかということを考えたのですが,私は本当にこういうことに疎いんです。いい年をして恥ずかしいですが,人付き合いは苦手ですし,日頃は世の慣習というものにもあまり関心がないこともあって,3月末に辞めるというのに,中ばを過ぎるまでこんなことも全く念頭に浮かびませんでした。一緒に退職する同僚がその件で話をしているのを小耳にはさまなかったら,辞めるが辞めるまで気づかなかったかもしれません。「えーっ」と思われるかもしれませんが,実際そういうところがある人間なんです。

 で,どうしたかということなんですが,小耳にはさんだのをいいことに,この気の置けない同僚に下駄を預けてしまいました。ひとり分ずつよりは二人で一緒にあげたほうが,少しは見栄えのするものを渡せるだろうというのと,この同僚がこういうことが好きで得意だからです。買い物も包装も全部やってくれるというのでホッとしました。それもスーパーなどでまとめ買いをして,自分で包装もしてくれるというので,そういう雑費の分も品物自体にまわせてありがたい限りです。

 しかし,何もしないのは,いくらなんでも図々しすぎです。何が出来るかなぁと無い知恵を絞ったときに,ふっと頭に浮かんだのが前にjuneさんところで話題にした豆本(右上の動画)です。退職祝いのお返しには詞書がつきものですから,表紙に紅白の水引でも印刷して,中に詞書を書けばピッタリではないですか。というわけで,私のほうはこれを作ることになりました。元文書はMS-Wordで作りまして,表紙には相手のお名前を差し込み印刷で入れました。あんまり大きなところだと大変でしょうが,うちの職場なら50冊ばかりですので,帰宅してから鋭意取り組みまして,5日ほどで完成しました。出来上がった外観は右のような感じです。

 「お返し」にひもで結びつけて使いました(右図)。同僚が包装してくれたので,実際はもう少し格好よく整形してありましたが。
 用紙は普通のB5の紙です。裏表に印刷して,あとで正方形にカットしました。最終日の早朝に机上においておきましたら,帰るまでの短い時間に,結構感想を言ってもらえました。面白いアイデアだとそこそこ好評でした。こんな牧歌的なことをやってるのですから,円満退職だとわかりますね。(笑)

 興味のおありの方は,こちらからファイルをダウンロードして折ってみてください。折り方は,動画を参照してください。結構いいでしょ。掲載画像はお渡ししたものと同じ連名形式ですが,アップしたものは一人用になっています。一般的にはひとりでするのが普通でしょうから。(爆)

追記(2012/8/19):
 うちのこのページにいらっしゃる方の跡を辿っていて,この豆本の折り図 (http://blog.goo.ne.jp/miikpan/e/8bc6fe2a410e90373ed963505b105217) を起こしてらっしゃる方のページを発見。YouTubeの動画よりはるかに参考にしやすいので,リンクを貼らせてもらうことにした。

追記2(2012/8/19):
 上の方のページが消えてしまったので,ほかの方のところを探した。こちらの方が折り方を画像にしておられた。「2-663)折り紙・豆本」。ちょっと見づらいんだが。

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第三の人生。

 昨日,平成23年(2011年)3月31日付で,26年勤めた職場を辞めました。退職のご挨拶風に書くならば,

謹啓 春暖の候、皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます 。
                         さて、私こと
この三月三十一日をもちまして○○○○を退職することになりました。
在職中は大変お世話になりました。改めて厚く御礼申し上げます。
二十六年間を振り返りますと、さまざまな時間を過ごす中で、喜び、
悲しみ、考え、行動し、人間として成長させてもらえた気がいたします。
来年度からの担当は○○が務めることになっております。
後日改めて○○がご挨拶に伺うとおもいますが、これまでと変わらぬ
ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご多幸をお祈りしつつ退職のご挨拶と致します。
                             敬具

ということにでもなるでしょうか。職場でのあいさつは三日前に済み,ホッとしてこの2日は家の中でゴソゴソしていました。しばらくはのんびりするつもりです。といっても,まずは片づけをしないといけません(苦笑)。公務の分は終わっていますが,私的部分はこれからです(溜息)。
 で,表題なんですが,なんで「第二」ではなく「第三」かというと,今回辞めた仕事に勤めだしたときが,本当に「第二の人生だ。しっかりやろう」と思ったほどの激動の後だったんですね。というわけで,今度は「第三」です。もっとも,今回は早期とはいうものの円満退職です(笑)。