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everyday life

傲慢ということ。

 今朝TODOSで,りりさんが書かれた記事を読んだとき,一瞬で中学生時代のある時点の自分に立ち返って,恥ずかしさを感じた。

 人には誰にでも,穴があったら入りたいという思いを抱く一瞬があるのではなかろうか。そして,その記憶というものはいつまでも奥底に残っていて,何かの折によみがえってくる。今日は,TODOSの記事が引き金だったが,引き金が何かわからないときもある。よみがえった記憶に,その場で立ちすくむ。

 今回よみがえった記憶も,詳細は忘れている。ただ,確かに傲慢さを指摘された事件だったと思う。相手も中学生だったから,傲慢という言葉は使わなかったが,多分「えらそうに」とでも言ったのだと思う。言ったのは,そのとき私が話していた相手ではなく,そばにいた男の子だった。自分が何を言ったのかさえ忘れているのだが,そのときの恥ずかしさだけがよみがえってくる。今回もだ。

 自分では,それを感じた中学生のころから,よくしようと努力してきたつもりなのだが,まさしく「三つ子の魂百まで」。なおってはいない。そして,これは内面に因することだけに,これからも折に触れて出てくるのだろう。年を取ると,努力して直してきたことは消えて,もともとの性格が出てきてしまうそうだから,戻ってしまわないように気を付けなければいけない。自戒を込めてこの記事を書いておこう。ブログに書いておけば,読む人に励行を宣言したようなものだし,自分も読み返すことが結構あるから,単なる自戒よりも思い返す頻度が高くなるのではないだろうか。