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マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2607712)更新。

投稿アップデート情報  追記(9/15)

 マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2607712)の件ですが,アドバイザリ 2607712 更新 – DigiNotar 社のデジタル証明書を削除する更新プログラムを公開というアナウンスがあったのとともに,Windows Update でパッチが配布されているようです。

 ネットにつないであって自動更新にされている方は,もうインストールされているのではないかと思いますが,コントロールパネルで更新プログラムの見える状態にして,2011/09/07の日付でKB2607712があればパッチあては完了しています。

 うちには,IE8しかないのですが,メニューバーからツール>>インターネットオプション>>コンテンツ>>証明書>>信頼された証明機関と進み,今回問題の発行先―たとえばDigiNotar Root CA―をクリックしたのち表示をクリックすると図1が現れます。「この証明書は証明機関から失効されています。」になっていれば,O.K.
 KB2607712がコントロールパネルの一覧にあるにもかかわらず証明書の失効が済んでいなければ,ここに行って手動でダウンロードして当てておいたほうがいいでしょうね。今のところ説明は英文しかありませんが,そのうち日本語版が出ると思いますし,パッチ自体はすでに日本語版が出ています。FireFoxやThunderbird・SeaMonkeyなどもアップデートが出ています。IE以外のブラウザの方も早めに対処しましょう。

 しかし,DigiNotarの不正証明書発行による被害はどんどん広がっているようで,どこで遭遇して被害にあうかわからないので,各プログラムのアップデートはしっかりやっておいたほうがいいと思いますよ。

追記(9/15):
 昨日づけで,2607712のパッチともいうべき,2616676が出たようです。正常なアップデートが行われていれば,9月の定例更新とともに自動更新されるようですが,既知の問題の報告があります。
 Windows XP とWindows Server 2003 については,必ず先に,2607712を当てておいてくださいということらしいです。
 うーん,しかしうちに来る方のキーワードを見ていると,2607712がうまくインストールできない場合があるようなんだが,それの対処法は書いていないようだ。