手元に, FMVH70K7V (実は,これも,もらい物PCなのだ)に付属していたディスプレイ(VL-17VS2)がある。本体は,もうとうに壊れているが,前には,サーバ機として使っていたこともある。このディスプレイ,地デジが始まってから,テレビ用モニタとして使ってきた(←もちろん,地デジ用チューナーは別にある。でないと,見れないもん。)。 KeyPaso に Windows VISTA を入れて以来,このディスプレイを PC モニタとしても使いたいなと思っていた。足を引っ張っていたのは,図1のような特殊な形のプラグである。
ところが,1月2日に,
・ 「NEC F17W21」をDVI端子で使えるように改造する
・ ディスプレイケーブル変換アダプター配線図
3日に,
・NECのF17W11の専用デジタル接続端子(30 pin)を通常のDVI-Dデジタル端子に変換しましたのでその記録です。
と,3ヶ所も関連の記事を見つけてしまった。
KANさん からも,コメントで,以下の2カ所を教えていただいた。
・ Fujitsu 30 pin Display to DVI (魚拓です)
・ 富士通17インチ液晶モニタ(30ピンコネクタ)改造記録
俄然,意欲が高まったのだが,御存じのように風邪をひいてしまって,実際に着手したときには,1月16日になっていた orz。
初手としては,30 ピン コネクタの導通チェックをした。1本のケーブルになんと 34 本も線が入っていた(図2), grrrr。だからというわけでもないが,これに1か月以上かかってしまった。主として,体調のせいだが,テスタを使うのが,ものすごく久しぶりだったせいもあるのだろう。次にやった DVI-D ケーブルの導通チェックは,1日で済んだ。若干本数は少ないものの,差,大きすぎ(苦笑)。
この間,ずっと, FHさんとこで相談に乗ってもらった。転載許可をいただいたので,関連する部分をまとめて,ここに載せさせていただく ⇒ 「FHの掲示板」
最終的に,こんな結果が得られた: 富士通 30 ピン ディスプレイ コネクタ ピンアサイン(PC 側)。
*** では,作業!!
- 結果の表を見ながら,結線。ここでの絶縁手段は,熱収縮チューブ(図3)。
[注1] FHさんに,熱収縮チューブをうまく使う方法を,教えていただいた。熱収縮チューブの使い方。
[注2] USB でリモコンが使えるようになるという情報があったので,つないでみたが, FMVH70K7V 付属のリモコンは, PC からは使えなかった。ほかにも,何か必要なことがある模様。 - もともと被覆されていた線については,アルミホイルでくるんだのち絶縁テープを巻いておく(図4)。
- 最後に,全部まとめて絶縁テープを巻く(図5)。
でもって,結果。おーっ,よく見える。
任務完了。バンザーイ。と思ったんだが,後日談があるのだ(号泣)。
追記(4/7):
書き忘れたが,当該ディスプレイ(VL-17VS2)のケーブルは,ストレートケーブルではないそうだ。今回,私が調べたのは, PC 側なので,ディスプレイ側を扱う場合に,ピン番号は役に立たない。ただ,考えたら中の線の色分けにも規格があるだろうから,その色分けを頼りにすることはできるかもしれない。