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新・ネットラジオのはじめ方-#2 (Winamp と DSP のインストール)。

The same article in English

 承前
 うちのネットラジオは Windows(x86) 上にあり,下記の構成なので, Winamp と SHOUTcast Source DSP をインストールする。

Winamp + DSP
(Source)
<> DNAS [sc_serv]
(Server)
<> Something like Players
(Client)

 DNAS は Distributed Network Audio Server の DSP は Digital Signal Processing の略語である。

||Winamp のインストール|| 1. ダウンロード 2. インストール 5. 設定
||DSP のインストール|| 3. ダウンロード 4. インストール 5. 設定
  1. Winamp のダウンロード
    Winamp のダウンロード
    Winamp の最新バージョンをダウンロードする。 ‘Direct Download’ からダウンロードすること。
  2. Winamp のインストール
     
    インストール時の言語を選択する(図 Winamp のインストール#1 参照)。 Winamp はデフォルトの場所のままでインストールしてよい(図 Winamp のインストール#4 参照)。
     
    この Winamp は SHOUTcast のソース専用なので,インストールタイプは ‘軽量’ を選択し, MP3 エンコーダだけを追加する(図 Winamp のインストール#5 参照)。 Winamp の日本語化もここで行う。
     
    Winamp のインストール#6 でチェックを2つ外しているが,デフォルトのままでも構わない。
    Winamp のインストール#8 のあと, Winamp が起動するが,これは閉じる。
     
    ‘コントロールパネル’ >> ‘管理ツール’ >> ‘セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール’
    ‘受信の規則’ をクリック。
     
    Winamp についてのルールが 2 つできていると思うが, SHOUTcast のソース専用には必要ないようであるので, 2 つとも削除した。(図 Winamp のインストール#9 参照)。

    Winamp のインストール#1
    Winamp のインストール#1
    Winamp のインストール#2
    Winamp のインストール#2
    Winamp のインストール#3
    Winamp のインストール#3
    Winamp のインストール#4
    Winamp のインストール#4
    Winamp のインストール#5
    Winamp のインストール#5
    Winamp のインストール#6
    Winamp のインストール#6
    Winamp のインストール#7
    Winamp のインストール#7
    Winamp のインストール#8
    Winamp のインストール#8
    Winamp のインストール#9
    Winamp のインストール#9
  3. SHOUTcast Source DSP (shoutcast-dsp-x-x-x-windows.exe) をSHOUTcast DNAS のときと同じ場所からダウンロードする。公式からのダウンロードは,フリーバージョンでも,レジストしないとできなくなってしまった。それもかなり細かい情報まで記入を求められる。 (2016.6.1)
  4. SHOUTcast Source DSP のインストール。
     
    SHOUTcast Source DSP はデフォルトのままでインストールする。ただし, Winamp のインストール場所を変えている場合は,そのフォルダにインストールしなければいけない。

    DSP のインストール#1
    DSP のインストール#1
    DSP のインストール#2
    DSP のインストール#2
    DSP のインストール#3
    DSP のインストール#3
    DSP のインストール#4
    DSP のインストール#4
    DSP のインストール#5
    DSP のインストール#5
  5. ‘DSP のインストール#5’ のあと, Winamp と DSP が起動するので,続けて設定。
     
    Winamp について, ‘オプション’ >> ‘設定’ と進んで,多少設定を変える(図 DSP の設定#1 参照)。
    全般設定のところで, ‘複数起動を許可’ と ‘通知領域’ にチェックを入れる。 ‘複数起動を許可’ にしておくと, SHOUTcast Source DSP を使って 5 チャンネルまで簡単に放送できる(図 DSP の設定#2 参照)。
    その後, ‘Winamp 設定’ を閉じる。
     
    SHOUTcast Source については, DSP の設定#3 のように password (password は sc_serv.conf で決めたもの) を設定し,今回作成しているサーバは private にしてあるので, ‘Make this stream public’ のチェックを外す。 ‘Name’ と ‘URL’ は自分のものに変える。その後, ‘Auto Connect’ か ‘Connect’ をクリック。
     
    これで,放送の準備は完了。 Winamp で音源を再生すれば,放送が開始する。

    DSP の設定#1
    DSP の設定#1
    DSP の設定#2
    DSP の設定#2
    DSP の設定#3
    DSP の設定#3
    DSP の設定#4
    DSP の設定#4

 このラジオを使うのが LAN 内だけであれば,ここまでの設定で可能だと思う。しかし,インターネットを通して誰かに聞いてもらおうと思う場合は,ルータもあるだろうから,そのポートも開けなければいけない。それ等はそれぞれの環境に依存するので,ルータのマニュアルを見るとか,ネットワーク管理者に相談するとかしてください。

 次記事は, SHOUTcast ラジオの使い方を書くつもり。